食・暮らし・健康・SDGs から見える”わ” <アメリカ編>
アメリカ、10のこと。
まとめ
オーガニック食材や健康志向な商品への関心が高く、ファーマーズマーケットも盛んなアメリカ。ただし、そういった商品や食材を購入できるのは、ある程度お財布に余裕がある層に限られています。日本においても同様で、健康的な食生活と所得の関係は、切っても切り離せないのが現状です。そもそも、健康とは、”お金で買う”ものなのでしょうか。近くで採れた旬の食材をシンプルな調理で身体に取り込むことが、体にも環境にも良いはずです。良くも悪くも物流や栽培技術が発達し、季節感のない野菜コーナーや、ハイコストで届けられた食材に囲まれて暮らす都市部の人々。その意識を変えるには、小売やメディアでの見せ方を少しずつ変えていく必要がありそうです。